鶏むね肉100gあたり79円。焼く電気代は、ほぼ0円。我が家の筋肉は、特売とお日さまとノンフライヤーでできています。
昨日、1か月分の鶏むね肉をまとめ買いし、晴れた日の午前10時からノンフライヤーで一気に焼き上げました。なぜ「晴れた日の10時」なのか。そこには、太陽光発電の売電単価をめぐる、ちょっとした算数があります。今日は貯筋メシの全手順を、お金の話と一緒に公開します。
この記事でわかること
- 鶏むね肉1か月分のまとめ買いと冷凍ストック術
- 「晴れた日の10〜14時に焼く」太陽光の算数
- ノンフライヤー調理の手順と、正直な欠点への対策
- たんぱく質のコスパをコンビニと比べた結果
まず仕入れ: 鶏むね肉は100g79円でまとめ買い
鶏むね肉は、たんぱく質のコスパで最強の食材です。私は特売日に1か月分をまとめ買いします。今回の仕入れ値は100gあたり79円でした。

比較してみましょう。コンビニのサラダチキンは、おおむね1個110〜130gで250円前後——100gあたり約200円です。つまり自分で焼けば、同じたんぱく質が半額以下。しかも後述の通り、我が家は焼く電気代がほぼかかりません。
なぜ「晴れた日の10〜14時」に焼くのか
ここがこの記事の本題です。我が家は10年以上前に太陽光パネルを載せました。当時の売電単価は1kWhあたり48円。ただし、この高単価は10年間限定の制度です(制度の仕組みは経済産業省・なっとく!再生可能エネルギーに詳しくあります)。
期間が終わった今、我が家の売電単価は1kWhあたり8円。一方、昼間に電力会社から買う電気は約29円です。すると、答えは算数で出ます。
| 発電した電気の使い方 | 1kWhの価値 |
|---|---|
| 売る(卒FIT後の売電) | 8円 |
| 自分で使う(昼間の買電を置き換え) | 約29円 |
つまり、発電した電気は売るより使う方が3倍以上おトク。だから我が家では、発電効率が最も高い10時〜14時に、電気を食う調理や家事を集中させます。1か月分の肉を焼くのも、もちろんこの時間帯です。

焼く: ノンフライヤー230℃×30分、味付けなし
調理はノンフライヤー(我が家はCOSORIの6Lタイプ)に任せます。手順は簡単で、鶏むね肉を並べて、230℃で30分。タイマーが鳴るまで放置です。

ノンフライヤーを選ぶ理由は3つあります。まず、鶏自体の脂が底に落ちるので、脂質を抑えたい筋トレ勢に向いていること。次に、油を使わないので後片付けが楽なこと。そして、火の前に立たなくていいので、焼いている30分で別の家事が進むことです。味付けはあえてしません。食べる直前に、ノンオイルドレッシングで味変する方式です。
なお、鶏肉は中心までしっかり火を通してください。厚みのある部位は切って断面を確認する。ここだけは節約より安全優先です。
正直な欠点: 排気(煙)とその対策
良いことばかり書くのはフェアではないので、欠点も書きます。鶏を大量に焼くと、排気がそれなりに出ます。室内で連続稼働させると、部屋がうっすら燻製の香りになります(笑)。
そこで我が家の対策は、玄関先に電源を引いて屋外で焼くこと。延長コードを1本引くだけで、煙問題は完全に解決します。太陽光で発電しながら、お日さまの下で肉を焼く——ちょっとしたベランダBBQ気分でもあります。
保存: ラップに包んで冷凍、1か月分のたんぱく質が完成
焼き上がった肉は、1食分ずつラップに包んで冷凍します。食べるときは冷蔵庫で解凍して、ノンオイルドレッシングをかけるだけ。これで1か月分のたんぱく質ストックが完成です。

私の食事は朝昼抜きの1日1食なので、夜にこの鶏むね肉が主役になります。買い物の回数も、調理の手間も、電気代も最小。自宅筋トレと同じで、続く仕組みは「頑張らない設計」から生まれます。
よくある質問
Q1. 味付けなしで飽きませんか?
飽きません。なぜなら、味は食べる直前に決めるからです。ノンオイルドレッシングを2〜3種類ローテーションすれば、同じ肉でも別の一皿になります。焼くときに味付けしてしまうと、逆に1か月同じ味が続くので、あえての「素焼き」です。
Q2. 太陽光がない家では意味がないですか?
いいえ。この話の本体は「自分の電気の時間割を知る」ことです。たとえば夜間が安い料金プランなら、焼くのは夜が正解になります。ご自宅の料金プランの単価表を一度見てみてください。同じ調理でも、時間を選ぶだけで電気代は変わります。
Q3. プロテインの方が手軽では?
手軽さは確かにプロテインが上です。ただ、私は食事でとれるたんぱく質を基本にしています。理由はコスパと満足感。79円の鶏むね肉100gには約22gのたんぱく質が入っていて、噛んで食べる満足感はドリンクでは代えられません。そのうえで、足りない分を補う道具としてなら、プロテインも合理的だと思います。
まとめ: 筋肉も電気も、自家製が最強
特売の鶏むね肉を、お日さまの電気で焼いて、1か月分冷凍する。かかったのは肉代だけで、たんぱく質の単価はコンビニの半額以下です。つまり、貯金と貯筋は同じ構造でできています——安く仕入れて、仕組みで回して、コツコツ積み立てる。我が家の冷凍庫には今、1か月分の筋肉の素が眠っています。
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