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楽天マラソンの倍率、本当に27%もらえていますか?全計算表を公開

楽天マラソンで10ショップ買い回りした計算表の記事アイキャッチ 節約・暮らし

楽天マラソンで、10のショップから91,343円分を買いました。そして獲得予定ポイントは、19,459ポイントです。つまり税込価格に対する実質の割引率は、21.3%でした。

しかも、これとは別にクーポンで3,226円が引かれています。したがってクーポン込みの総還元は、24.0%になりました。

ただし、この21.3%は倍率を足しても出てきません。実は、足し算だけなら27.2%あります。つまり差は5.9ポイントです。具体的には3,118ポイントが、上限で消えました。

まず、この記事では楽天マラソンで買った10商品を公開します。次に、限界まで取るための5ステップを出します。さらに、15項目の倍率内訳と先月との比較まで並べます。なお、すべて手元の計算表そのままの数字です。

楽天マラソンで実際に買った10商品と、その理由

まず、何を買ったのかを先に出します。なお、金額の大きい順に並べました。

品名税込価格
車の部品19,700円
インターホン 親機18,583円
ゲーミングマウス13,300円
インターホン 子機13,154円
レモンチューハイ 48本7,504円
レモンチューハイ 48本7,376円
カレーメシ 24個6,695円
ペット用品2,145円
ペット用品1,676円
無線マウス1,210円
合計91,343円(税抜83,039円)

最初に、インターホンの親機と子機です。なぜなら築18年の我が家で、初めて故障してしまったからです。そのため、自分でDIYにて交換します。次に、マウス類と車の部品が続きます。そして残りは、消耗品とペット用品の補充です。

特に大事なのは、10商品を10の別々のショップで買った点です。なぜなら、買い回りの倍率は金額で決まらないからです。つまり決めているのは、買ったショップの数だけです。したがって1,210円の無線マウスも、1ショップと数えます。つまり19,700円の車の部品と、扱いは変わりません。

楽天マラソンで限界まで取るための5ステップ

次に、今回の手順を公開します。実は、この5つを踏むかどうかで還元率が数千円分変わります。

  1. まず、マラソン本体にエントリーします。なお、これを忘れると買い回り倍率がゼロになります。つまり最大の9%が丸ごと消えます。
  2. 次に、0と5のつく日にエントリーします。ただし、これも別途エントリーが必要です。そして5日に買えば、1%が加算されます。
  3. さらに、ボーナスチャンスにエントリーします。実は今回から、39ショップキャンペーンが見当たりません。つまり、こちらが後継のようです。
  4. そして当日18時以降の、ポイントアップ有無を見届けます。なぜなら球団の勝敗で、全ショップの倍率が上がることがあるからです。ただし今回は、開催されませんでした。
  5. 最後に、クーポンを片っ端から獲得します。特にLINE友だち限定クーポンは、配布から1分ほどで枠が埋まります。したがって時間を決めて張り込む必要があります。
楽天マラソンで10ショップ買い回り9倍を達成した画面
10ショップ目を買った時点で、買い回りは9倍で打ち止めになる

もちろん、クーポンは獲得しても使わなければ消えるだけです。だから、使えるかどうかは後で考えます。つまり先に取るのが正解です。

ポイントが積み上がる15項目を分解する

では、倍率の内訳です。まず該当するのは、SPUが8つでした。そしてSPU以外が7つです。つまり、合わせて15項目になります。

SPUの8項目(合計12.25%)

  • まず楽天会員が1.0%です。しかも無料で、登録するだけになります。
  • 次に楽天モバイルが4.0%です。なお、月およそ1,100円になります。
  • そしてキャリア決済が2.0%です。具体的には、動画配信のファミリープラン月2,280円です。
  • さらに楽天ひかりが2.0%です。つまり1Gプランで、月5,280円になります。
  • また楽天カード通常分が1.0%です。なお、年会費は無料になります。
  • 同様に楽天カード特典分が1.0%です。つまり、年会費無料の枠になります。
  • しかも楽天銀行が0.5%です。実は夫婦のメインバンクで、振込手数料が0円になります。
  • 最後に楽天証券が0.75%です。そして、夫婦の積立口座になります。

なお、この8項目で月額の支払いがあるのは3つだけです。しかも、いずれもポイントのために契約していません。なぜなら、回線も動画配信もどのみち払う固定費だからです。そのうえで、たまたま倍率がついてきています。ちなみに固定費そのものを見直した手順は、固定費削減の記事にまとめました。

SPU以外の7項目

  • まずポイントサイト経由が1.0%です。なお楽天市場で買うときは、必ず経由します。
  • 次にボーナスチャンスが2.0%です。ただし、レベル判定と別途エントリーが必要になります。
  • また0と5のつく日が1.0%です。つまり、要エントリーになります。
  • そしてショップ限定ポイントが、4商品に付きました。具体的には9%が1件、3%が2件、2%が1件です。
  • なお勝ち倍と変倍は0%で計算します。なぜなら、事前に読めないからです。実際、今回はどちらも発動しませんでした。
  • 最後に買い回りが9.0%です。つまり10ショップで、上限まで積み上げました。

こうして15項目を合計すると、27.2%です。ところが、ここからが本題になります。

39ショップが消えて「ボーナスチャンス」に変わった

まず、今回いちばん大きな変化がこれです。実は前回まであった39ショップキャンペーンが、見当たりませんでした。そして代わりに、ボーナスチャンスというキャンペーンが動いています。

では、何が変わったのでしょうか。まず倍率は1.0%から2.0%へ、つまり2倍になりました。ただし上限は3,000ポイントから2,000ポイントへ下がっています。しかも1注文の最低額が、3,980円から1,000円になりました。

したがって、少額の買い物でも拾えるようになりました。実際、前回は10ショップ中3ショップが39ショップの対象外でした。ところが今回は、10ショップすべてが対象です。

なお、レベルという仕組みがあります。つまり過去1か月の買い物実績で、上乗せ倍率が決まります。具体的には3万円以上かつ7回以上の注文で、最高のレベル3になります。

そしてレベル3なら、4ショップ以上の購入で2%です。つまり7ショップ以上買えば、翌月もレベル3が維持されます。要するに、続けている人ほど有利になる設計です。

倍率27.2%が実質21.3%になるまでの2つの段差

まず最初の目減りは、消費税で起きます。なぜなら楽天のポイントは、税抜価格に対して計算されるからです。確かに支払う金額は、税込91,343円です。しかし倍率がかかるのは、税抜83,039円のほうになります。

したがって27.2%が生むのは、22,577ポイントです。そして税込91,343円で割ると、24.7%まで下がります。つまり財布から出る金額を基準にすると、1割ほど目減りします。

楽天マラソンの本当の落とし穴は「上限」

そして、はるかに大きな目減りが上限で起きます。なぜなら項目ごとに、1回あたりの天井が決まっているからです。つまり超えたぶんは、単純に切り捨てられます。

項目上限がなければ実際
楽天モバイル3,3222,000−1,322
キャリア決済1,6611,000−661
楽天ひかり1,6611,000−661
買い回り7,4747,000−474
上限に届かなかった11項目8,4598,4590
合計22,57719,459−3,118
楽天モバイルなど3項目が上限達成済みと表示された画面
3項目が「上限達成済み」の表示。ここから先は積み上がらない

まず目を引くのは、月額サービス系の3項目です。つまりモバイル、キャリア決済、ひかりで2,644ポイントが消えました。具体的には、消失分の85%になります。しかも、いずれも倍率がいちばん高い項目です。

つまり倍率が高い項目ほど、早く天井に届いてしまいます。

上限に当たり始めるのは、税込5万5千円から

では、いくら買うと天井に届くのでしょうか。そこで上限を倍率で割ると、頭打ちの金額が出ます。

まずモバイル、キャリア決済、ひかりの3項目です。そして、いずれも税込55,000円で頭打ちになります。次に買い回りは、税込85,556円が分岐点です。最後にボーナスチャンスと0と5は、税込110,000円でした。

つまり今回の91,343円は、買い回りの分岐点を5,787円超えています。したがって474ポイントを、ここで捨てた計算です。

買い回り上限に到達する金額を店舗数別に示した表
上限に届く金額は、店舗数によって変わる

クーポンで3,226円。前月の1.9倍を取れた理由

そして、ここからがもう一つの柱です。実は今回、5店舗でクーポンが使えました。

使ったショップの種類値引き
家電(インターホン)1,398円
車用品(LINE友だち限定)1,200円
パソコン周辺機器300円
飲料(3%引き)228円
酒類100円
合計3,226円

まず前月は7店舗で1,678円でした。ところが今回は5店舗で3,226円です。つまり店舗数が減ったのに、金額は1.9倍になりました。

なぜなら高額クーポンを、2枚引き当てたからです。具体的には1,398円と1,200円の2枚で、全体の8割を占めています。

特に1,200円のほうは、LINE友だち限定でした。ただし先着3,600注文までで、18,000円以上の購入が条件です。しかも配布から1分ほどで枠が埋まります。したがって、時間を決めて張り込む必要があります。

LINE友だち限定1200円OFFクーポンの利用条件
先着3,600注文・18,000円以上が条件。枠は1分ほどで埋まった

クーポンが強い理由は「上限がない」こと

では、クーポンの何が優れているのでしょうか。まず、クーポンには上限がありません。なぜならポイントと違い、値引き額がそのまま効くからです。しかも、後日付与を待つ必要もありません。つまり支払いの時点で、確定します。

ただし、注意点もあります。なぜなら値引き後の金額で、ポイントが計算されるからです。それでも、値引き額の8割前後は手取りとして残ります。

そして総還元を出し直します。まずポイント19,459とクーポン3,226を足します。つまり22,685円です。そしてクーポン前の総額94,569円で割ります。すると還元率は、24.0%まで上がりました。

7月と8月を並べると、上限の効き方が見える

では、2か月分を並べてみます。なお、SPUの条件はどちらも同じです。

項目7月8月
店舗数10店舗10店舗
買い回り倍率9%9%
支払額(税込)68,110円91,343円
クーポン値引き1,678円3,226円
獲得ポイント14,84719,459
上限で消えたポイント9533,118
割引率21.8%21.3%
クーポン込み総還元23.7%24.0%
楽天マラソンの獲得ポイントを商品別に計算した表(7月)
7月分の計算表。上限で消えたのは953ポイントだった

まず目を引くのは、上限で消えたポイントです。つまり7月は953、8月は3,118でした。具体的には、3.3倍の差になります。

なぜなら8月は、買い物の総額が23,233円多いからです。したがって上限を超える項目が、増えました。実際、7月は買い回りが満額でした。ところが8月は、474ポイントを取りこぼしています。

そして割引率だけ見ると、8月のほうが0.5ポイント低くなりました。ただしクーポンを足すと、逆転します。つまり23.7%に対して24.0%です。

要するに、金額を増やすとポイントの効率は落ちます。しかしクーポンは、金額が大きいほど条件を満たしやすくなります。だからこそ、両方を見ないと判断できません。

実質単価まで落とすと、買い物の良し悪しが見える

最後に、19,459ポイントを商品ごとに割り振ります。なお割り振り方は、税抜金額に応じた按分です。つまり上限で削られたぶんを、全商品が公平に負担します。

品名税込価格実質価格
車の部品19,700円15,503円
インターホン 親機18,583円14,624円
ゲーミングマウス13,300円10,467円
インターホン 子機13,154円10,352円
レモンチューハイ 48本7,504円5,905円
レモンチューハイ 48本7,376円5,805円
カレーメシ 24個6,695円5,269円
ペット用品2,145円1,688円
ペット用品1,676円1,319円
無線マウス1,210円952円
合計91,343円71,884円

そして、まとめ買いは個数で割ると実質単価が出ます。具体的には、チューハイが1本121円と123円でした。またカレーメシは、1個220円になります。こうして、はじめて意味のある比較ができます。

たとえば近所のスーパーの棚を、思い浮かべるだけです。すると、買ってよかったのかどうかが判断できます。もちろん、倍率が何%だったかを覚える必要はありません。ちなみに食費そのものを下げる工夫は、鶏むね肉のまとめ焼きで書きました。

逆に、実質単価まで落とさないとどうなるでしょうか。その場合「今日は27倍だから」で判断してしまいます。その結果、スーパーのほうが安い商品を割高に買います。実は、倍率だけを見ていた頃は何度もやりました。

楽天マラソンの計算表を自分で作る5ステップ

なお楽天マラソンの計算表は、30分ほどで組めます。では、手順を5つに分けて説明します。

  1. まず、縦に商品、横に倍率項目を並べます。そして左端の3列を、品名、税込価格、税抜価格にします。なおクーポンがあれば、値引き後の金額を入れます。
  2. 次に、自分が該当する項目だけを横に並べます。もちろん、他人の条件は関係ありません。そのため該当しない項目は、列ごと作りません。
  3. 続いて、商品と項目のマス目にポイントを入れます。なお計算式は、「税抜価格×倍率」です。ただしショップ限定ポイントのように、一部の商品にしか付かない項目もあります。したがって、そのマスは空欄にします。
  4. そして項目ごとに縦計を出し、上限と比べます。つまり小さいほうを採用するわけです。ちなみに関数で書くなら、式は1本で足ります。
  5. 最後に、合計を税抜金額の比で割り戻します。そして税込価格から引けば、実質価格が出ます。なおまとめ買いは、さらに個数で割ります。
計算表の完成形。左から品名・税込・税抜と倍率項目が並ぶ
8月分の計算表。縦に商品、横に倍率項目を並べている

こうして一度作れば、次回は品名と金額の入れ替えだけです。しかも、買う前に金額を仮置きして眺められます。すると「この1点は来月に回そう」と判断できます。つまり感覚ではなく、数字で決められるようになります。なお家計そのものを数字で見る話は、18年続けた家計簿の記事にあります。

まとめ:楽天マラソンは上限とクーポンで決まる

要するに、今回の買い物は次のようになります。

  • まず倍率を単純に足すと、27.2%です。
  • 次に税抜基準のため、税込価格に対しては24.7%まで下がります。
  • さらに上限で3,118ポイントが消え、最終的に21.3%になります。
  • ただしクーポン3,226円を足すと、総還元は24.0%まで戻ります。

確かに21.3%という数字は、悪くありません。しかし、宣伝されている倍率の印象からは離れています。そして、その差を作ったのは上限とクーポンでした。

したがって楽天マラソンで得をするかどうかは、倍率では決まりません。むしろ決めるのは、自分の買い物が上限のどの位置にあるかです。そしてクーポンを取りこぼしていないかどうかです。

まず次のイベントで、買う予定のものを表に並べてみてください。すると、来月に回すべき1点が見つかるはずです。しかもクーポンページを開けば、もう1,000円が出てくるかもしれません。

※なお倍率、上限、クーポンの条件は変更されることがあります。実際、39ショップキャンペーンは今回見当たりませんでした。そのため購入前に、必ず公式の案内でご確認ください。また、ポイントは端数処理されます。したがって実際の付与数は、数十ポイント前後する場合があります。
※本文中の画面画像は、楽天市場およびキャンペーンページの表示を引用したものです。

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