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転職してよかったと45歳が言い切る理由|仕事のレベルと年収は比例しない

転職してよかったと感じる会社員が重い扉から光の差す新しい扉へ歩くイメージ 静かな在籍

私は45歳で、転職を2回経験しています。そして今、率直にこう思っています。転職してよかった、と。

ただし、理由は年収アップでも、キャリアアップでもありません。人生が、軽くなったからです。この記事では、3つの会社を経験して分かった「会社選び」の本質を書きます。

この記事でわかること

  • 3社を経験して分かった衝撃の事実
  • 転職で変わったもの・変わらなかったもの
  • 転職は魔法ではない、という正直な話
  • 転職を考えている人への現実的な順番

3社を経験して分かった、衝撃の事実

1社目は、手取り16万円時代を過ごした会社です。リーマンショックの直撃を受けながら、家計簿と繰り上げ返済を覚えました。2社目は、残業に次ぐ残業の日々。責任を家に持ち帰り、最後はメンタルを崩して休職しました。そして3社目の現職では、定時で帰り、体調は絶好調です。

この3社を並べて、私はあることに気づきました。仕事のレベルと年収は、比例しないのです。

一番きつかった会社が、一番高い給料をくれたわけではありません。逆に、求められる水準が最も穏やかな今の会社が、年収では最も恵まれています。つまり、給料は「頑張りの量」ではなく「どの会社のどの椅子に座るか」で決まる部分が大きい。20代の私が知ったら、腰を抜かす事実だと思います。

転職で変わったもの、変わらなかったもの

転職の効果を、正直に仕分けします。

変わったもの変わらなかったもの
労働時間(残業漬け→定時)私自身の能力
また、心と体の健康そして、真面目な性格
さらに、月曜日の憂鬱コツコツ積み立てる習慣

ここが重要なところです。私の能力は、転職の前後でほとんど変わっていません。同じ人間が、環境を変えただけで、休職から絶好調まで振れた。つまり、あなたが今つらいのは、あなたの能力の問題ではなく、環境との相性の問題かもしれない、ということです。

ただし、転職は魔法ではない

ここで正直に言います。今の会社にも、不満はあります。年功型の賃金制度、中途入社者が追いつきにくい賃金カーブ。このブログで書いてきた通りです。

つまり、転職は不満をゼロにする魔法ではありません。「耐えられない不満」を「付き合える不満」に取り替える技術です。残業漬けで心が壊れる不満と、給与カーブが不利という不満。どちらも不満ですが、後者とは共存できます。共存できる不満に取り替えたうえで、副業と積立で自衛する。それが私の現在地です。

転職を考えている人への、現実的な順番

もし今、転職が頭にあるなら、順番はこうだと思います。

  • まず、今の会社で出力を落とし、心身の体力を回復させる
  • 次に、生活の固定費を下げ、「辞めても数か月は平気」な状態を作る
  • そのうえで、市場を眺める(登録して求人を見るだけでも視野が変わる)
  • 最後に、比べて選ぶ。焦って飛びつかない

そして、これだけは休職を経験した人間として言わせてください。「逃げの転職」という言葉を恐れる必要はありません。壊れてから動くより、壊れる前に動く方が、何倍も賢い。逃げるが勝ち、という言葉は、伊達に千年残っていません。

よくある質問

Q1. 40代でも転職できますか?

私は30代後半で最後の転職をしましたが、40代の転職も珍しくない時代になりました。ただし、年齢が上がるほど「何ができる人か」を具体的に示す必要があります。これまでの業務の棚卸しが、実質的な最初の一歩です。

Q2. 年収が下がるのが怖いです

分かります。だからこそ、転職活動の前に生活水準を下げておくのです。生存コストが低ければ、多少の年収減でも選択肢に入る会社が増えます。選択肢の多さは、そのまま交渉力になります。お金の準備は、転職の準備でもあるのです。

Q3. 会社選びで、何を見ればいいですか?

私の失敗と成功から言えるのは、給与額そのものより「求められる水準と給与のバランス」を見ることです。面接では、残業の実態、有給の取得率、定時で帰る人がいるかを、具体的に聞いてください。聞きにくい質問への反応そのものが、その会社の答えです。

まとめ: 会社は、選び直せる環境

3社を経験した私の結論はこうです。会社は人生を預ける場所ではなく、選び直せる環境である。仕事のレベルと年収は比例せず、同じ能力でも座る椅子で人生の重さが変わる。

だから、今の環境で消耗しきる前に、思い出してください。あなたには、環境を選び直す自由がある。転職してよかったと言える日は、ちゃんと作れます。

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