副業ブログを始めるとき、誰もが一度は考えます。「これ、会社にバレないだろうか」と。私も同じでした。だから、このブログは開設の前に、会社にバレない設計を固めてから作りました。
結論から言うと、バレるかどうかは運ではなく、開設時の設計でほぼ決まります。この記事では、私が実際にやっている7つの対策を公開します。
この記事でわかること
- 始める前に確認すべき大前提
- 開設時に必ずやる7つの匿名対策
- 記事の書き方で守るルール
- 「同僚に読まれたら」への現実的な答え
大前提: まず就業規則を確認する
最初に、順番の話です。匿名化の技術より先に、勤務先の就業規則で副業の扱いを確認してください。禁止か、届出制か、自由か。ここを飛ばして「隠す技術」だけ磨くのは、順番が違います。
そのうえで、副業が認められている場合でも、匿名運営には意味があります。職場での余計な詮索、収入への嫉妬、書いた内容と仕事の紐づけ。これらを避けるのは、健全な自己防衛です。
開設時に必ずやる、7つの匿名対策
対策1: ペンネームとサイト名に「痕跡」を入れない
本名はもちろん、勤務先・居住地・趣味を連想させる要素も避けます。特に趣味は盲点です。実名のSNSで発信している趣味をブログ名に使うと、そこが橋になって繋がります。ペンネームは、今までの自分と無関係な言葉から作るのが鉄則です。
対策2: WHOIS代行公開を必ず有効にする
独自ドメインの登録者情報(住所・氏名)は、原則として世界に公開されます。これを代行業者の情報に置き換えるのがWHOIS代行公開です。大手レンタルサーバーなら無料で設定できます。ドメイン取得画面のチェック1つの話ですが、忘れると本名と住所が公開されます。開設作業で最も重要なチェックボックスです。
対策3: WordPressのログインIDと表示名を分ける
WordPressは初期状態だと、記事の投稿者名にログインIDがそのまま表示されます。実は私も開設直後にこれをやらかしました。「ユーザー」→「プロフィール」でニックネームを設定し、表示名を変更してください。セキュリティと匿名性の一石二鳥です。
対策4: SEOプラグインの運営者情報に本名を入れない
盲点中の盲点です。SEOプラグインの初期設定で「サイトの運営者名」を聞かれますが、ここに入れた名前は構造化データとして全ページのHTMLに埋め込まれ、誰でも見られます。深く考えずに本名を入れると、検索エンジンに「このサイトの著者は〇〇」と登録され続けます。必ずペンネームを。
対策5: 写真のEXIF情報を削除する
スマホで撮った写真には、撮影場所のGPS座標が埋まっていることがあります。自宅で撮った器具の写真をそのまま上げると、自宅の位置ごと公開する事故になりかねません。アップ前に、画像のプロパティから個人情報を削除する。スクショなら、メールアドレスやアカウント番号を単色で塗りつぶす。この一手間は絶対に省かないでください。
対策6: 実名アカウントと一切リンクさせない
実名や別名義のSNSからブログへリンクを張らない。逆も張らない。「いいね」やフォローの関係も作らない。デジタルの世界では、たった1本のリンクが2つの人格を永久に接続します。完全分離が原則です。
対策7: 会社の設備・回線・時間を絶対に使わない
会社のPCでブログを開かない。会社のWi-Fiで管理画面にログインしない。勤務時間中に作業しない。技術的な足跡の問題であると同時に、就業規則上の明確な弱点を自分から作らないためです。ブログは自宅で、自分の機材で。ここは例外なしです。
書き方のルール: 特定情報は「一般化」する
設計の次は、日々の書き方です。ルールは1つ。固有名詞を捨てて、構造を書く。
たとえば「〇〇社の△△事業所で、□□という制度が」と書けば特定されます。しかし「伝統的な大企業の、年功型の賃金制度が」と書けば、同じ本質を伝えながら、誰のことかは分かりません。むしろ一般化した方が、多くの読者が「うちの会社も同じだ」と自分事にできます。匿名化は、読者層を広げる技術でもあるのです。
よくある質問
Q1. 住民税で会社にバレると聞きました
副業の所得が増えると住民税額が変わり、それが給与担当の目に触れる可能性がある——という仕組みの話です。確定申告時に住民税を「自分で納付(普通徴収)」にする方法が知られていますが、自治体によって運用が異なります。所得が出てきた段階で、税務署や自治体、必要なら税理士に確認するのが確実です。
Q2. 同僚がこのブログを読んだら、バレませんか?
特定情報をゼロにしてあれば、たどり着けるのは「うちの会社と似た境遇の人だな」まで、が現実的な答えです。日本には同じような年功型組織で働く40代が何百万人もいます。その他大勢に紛れることこそ、一般化の力です。
Q3. 匿名で顔も出さずに、信頼されますか?
顔の代わりに、実物と実数を出します。実際の器具の写真、体重グラフ、費用の実額、収益の実数。匿名でも、生活の実在は証明できます。むしろ匿名だからこそ、給与や失敗を正直に書けるという強みもあります。
まとめ: 匿名設計は、最初の1日がすべて
会社にバレない副業ブログは、開設時の設計でほぼ決まります。ペンネーム、WHOIS代行、表示名、構造化データ、EXIF、完全分離、会社設備の不使用。この7つを最初に固めれば、あとは書き方のルールを守るだけです。
逆に、後から匿名化するのは困難です。これから始める人は、記事を書く前に、まず設計を。私の開設手順は次の記事にまとめてあります。
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